2009.05.01

皆さん初めまして。
the HIATUS(ザ ハイエイタス)のライヴ制作を担当してます長嶋です。
先日のPUNKSPRINGでの初ライヴから始まった細美武士の新プロジェクト=the HIATUSのライヴ制作ですが、アルバム「Trash We'd Love」も無事完成し、来月からついにツアーが始まります。

いきなりなんだと思うかもしれませんが、かなり前からこのプロジェクトのあり方に関してはマネジメント、本人とも話し合ってきました。
the HIATUSはまだ最初のツアーもスタートしていない始まったばかりのプロジェクトですが、ライヴスタッフもその1セクションとして機能していくことを目指しています。
その中で自分の役割としてはライヴプロダクションの取りまとめに加え、皆さんからのthe HIATUSのライヴに関するさまざまな問い合わせに窓口として答えていったり、寄せられた意見を参考に、ライヴ回りの問題点を1つ1つ改善していければと思い、そのためのメールアドレスを新たに設けました。
今後自分がその窓口として機能していきますが、頂いたご意見やご提案、疑問に対してはアーティスト本人、また内容によってメンバー、スタッフを含めて協議し、皆さんが心から楽しめるライヴを提供するための、またこのチームがよりよい活動を行っていく上での材料とさせて頂ければ幸いです。

さて、間もなくスタートする最初のツアー“Trash We'd Love Tour 2009”ですが、既にチケット発売に関してはさまざまな問い合わせを頂いています。
本人、マネジメントスタッフだけでなく自分もその1つ1つに目を通していますが、まず特に問い合わせの多かったものに対してお答えしたいと思います。

まず、ツアーのチケット購入に関して、今回は1公演お1人様1枚までとさせて頂きました。
これに対して、友達と行けない、自分だけ当たってしまい友人が外れてしまった、またはその逆のパターンなど、多くの意見を頂きました。

今回は純粋にこのプロジェクトの音楽、ライヴを見たい、聞きたい、興味を持ってくれる方にひとりでも多く参加して頂きたいと思い、またチケット転売対策強化の一環として、お1人様一枚限り、チケットにお申し込み頂いた方のお名前を印字させて頂くという形を選択しました。

残念ながらそれでも、既に今回のツアーチケットがオークション等で売買されているケースも見受けられます。
こちらでも削除依頼を出したり、できる限り違法行為に対する警告を発しています。また出品者に対しても可能な限りの調査を行い、調査の過程で身元の特定された出品者に対しては、次回以降抽選対象外とするなど、厳しい処置を取っていきます。
チケットの発券元の顧客データも日々更新されており、システム自体も常に進化していますので、転売対策については今後もその時点で最新の情報、システムを以て出来る限り精度の高い対策を講じていきます。

今回の発売方法が最善だったかどうかは現段階ではわかりませんし、永続的に続けようという意図もありません。
今回多く頂いた今後ご友人と一緒にライヴに来たいという意見、また残念ながら抽選で外れてしまった方の意見も汲み、次回チケット発売方法を考える際の参考として善処したいと思います。

そしてこちらも多かったのが一般発売はないのか、そして現在受付中で12日まで行われる当初告知していなかった3次受付に関しての問い合わせです。
おかげさまで今回のツアーに関しては既に終了している一次、二次受付の時点で、各地会場キャパシティ以上のお申込みを頂きました。
しかしながら今回の、「当選→チケット代金の入金を持って購入確定」とするシステム上、どうしても当選しながら購入が確定されないケースが発生することがあります。ライブに参加したい人が一人でも多く参加できるのであればと、二次受付で発生したキャンセルの枚数に対して、再検討の末当初告知していませんでした三次受付を行うことになりました。ラジオ番組での発言の訂正もなく突然のお知らせになってしまい、疑問をもたれた方も多数おられたと思います。お騒がせ致しましたが、上記のような流れで三次受付の実施に至りました。ツアー開始も迫っており、説明不足で申し訳ございませんでしたが、これが追加公演を除いて、今回のツアーの最終の受付になります。

その他にも既に多くのご意見ご要望を頂いています。
上記2つは今のところ代表的なものですが、その内容は当然ですがさまざまです。
皆さんが今後ライヴに参加することに対して、自発的にメッセージを発信してくれればくれるほど、1つ1つの意見や要望がthe HIATUSがよりよいライヴ活動を行っていく上での貴重な財産になっていきます。
自分も真剣に1つ1つのメッセージを受け止め、身にしていきたいと思いますので、今後とも宜しくお願いします。

このプロジェクト自体まだ始まったばかりです。まだいろいろな試行錯誤があると思いますが、固定観念に囚われず、自由な発想を以て、ひとりでも多くの方と音楽を通じて喜びを共有できれば幸いです。

役割上、ライヴ会場で皆さんの前に立つこともあるかもしれません。
その際は1人でも多くの方の笑顔を見られれば、と思います。
それでは会場でお会いしましょう。

TEAM the HIATUS/LIVE PRODUCTION dept.
SEIJI NAGASHIMA/NGSM.