BLOG

POSTED Monday, August 1, 2022 02:14

Bandwagon.

5月上旬に日本に帰ってから約2ヶ月ぶりのロサンゼルス。当たり前だけどお気に入りのレストランも、美術館の展示ポスターも、アパートの前に放置されてたボロボロのキャンピンングカーも、照りつける太陽も、何もかもそのまんまだ!やー、ほんとに帰ってこれたんだな〜!感慨深い。。


今回の滞在はELLEGAREDENのメンバー全員と、Scott Murphyの5人での共同生活だ。連日のレコーディングと時差ボケでなかなかブログを更新するタイミングを見つけられなかったのだが、昨日でようやく歌入れが終わり、いくつか残ったコーラスパートを今日録音すれば16年ぶりの新曲が何曲か完成する。


(雄一の誕生日にみんなで晩メシ喰いに行くところ。撮影は雄一。)

birthday.JPG


ロスでのレコーディングは日本でこれまで経験したどのレコーディングとも全く違っていて、とにかく刺激的で面白い。バンド結成時からの夢だった海外レコーディングがこのタイミングで実現して、おじいちゃんになる前に夢が叶ってよかったなあと、神様に感謝したい気分だ。


2月に曲を作り始めたときは正直、このアルバムで俺の音楽人生は最後になっていいと思っていた。まあ今も若干似たような感覚は残っているし、そうとでも思わなければこの長い長い旅に乗り出す気にはなれなかった。それぐらいエルレガーデンの新作を作ることは俺には不可能なことに思えていた。


(ギター録り。右の男性は今回のProducer/EngineerのRobbie Hiser。)

hosomi_gtr.JPG


今回の旅には同行スタッフが一人もいないのだが、こうやってメンバーだけでずっとアルバムを作っていると、俺たちがただの地元の少年たちだった頃と本質的にはなにも変わっていないことに気づいて、(忘れていたわけではないけれど)バンドってただやってるだけで楽しいもんなんだってことを強烈に実感する。


楽しいんだよね。くだらないことが。


俺が歌入れに行っている間に3人でスーパーに買い物に行ってたりするんだけど、誰も英語ができないから珍道中になるみたい。夕方に合流して、お気に入りのレストランでビールを飲みながら、高橋がその様子を嬉しそうに話してるのを聞いてたり、ウブが毎日誰よりも遅くまで寝てたり、雄一がサイドディッシュにフレンチフライとライスを頼んだりしてる(どっちも糖質!)のを見てると、もちろん目標に向かってガリガリと自分を削っていくあの時間もたまらなく好きなのだが、その合間に訪れる、仲間でバンドをやってるだけで楽しいってことがいかに大切なことなのかを思い知らされている。むしろそれが楽しくて始めたんだもんな。


(誰も料理できないけど適当に作った朝ごはん。ハラペーニョのベーコン巻きはもちろん出来合い。)

breakfast.JPG

妙な責任感があるせいか、いつも俺自身の挑戦や闘いとして始まってしまう類のものが、やがてがみんなのものになって、全員で目標に向かって(珍道中を)突っ走る。エルレはずっとこうだった気がする。行き先はどこでもいい。大クラッシュでも構わない。みんなが笑っていればそれでいい。


そんな人生最高の瞬間を過ごしていることがみんなに報告できて、俺はすごく嬉しい。:-)


(ドラム録りをした超老舗、Sunset Soundの前で。撮影は俺。)

sunset.jpg

POSTED Wednesday, June 29, 2022 23:10

梅雨明け。

ほい。更新がとても遅くなりました。一昨日ようやく2曲目のアレンジが終わって、曲としては2曲が完成したので、まずはこの2曲の作詞を明日からやってみます。16年ぶりにエルレの歌詞を書いたらどんな感じになるんだろう。再びダメダメ弱男の自分が出てくるのか、それとも強くなった俺が勝つのか、いずれにせよ人がどう思うかなんか1ミリも関係ないことだけは間違いない。


ロスロスが終わったのかどうなのか、とにかく東京の風景はまったくの日常に戻り、それ自体は少し寂しい気もするけれど、日本の夏は大好きなので気分は上向き。今日はあまり作業としては進まなかったけど、自分の人生を賭けられる日々はそう多くはないので、全てに感謝しながらクソミソにエゴイストを押し通そうと思います。


日本に帰ってきてから特に景色が変わらないので写真がない笑。アメリカから持ち帰ったNano Leafは無事スタジオの壁に。

nano.jpgそんでこれは2月に出国した時の成田空港。出国手続きを終えたあとのロビー。これ深夜便じゃないからね笑。次にロスに行くときはここまで閑散とはしてないのかもな。:-)
narita.jpg

POSTED Saturday, June 4, 2022 20:49

Mimic me!

けっこう更新が空いてしまった。。予想していた通り、日本に帰ってくるとやることがたくさんあって、ロスにいたときほどにはアルバムの制作に没頭できず、個人的に若干煮え切らない日々を過ごしていたものの、どうやらやっとモーターのコイルが暖まって来た感じがする。


帰国後は俺の作業部屋に4人でなるべく毎日集まって、デモトラックのパートをみんなのアイデアで少しずつ上書きしている。ワンコーラスに対しては8割がた終わったので、そろそろ展開をつけて、曲によっては歌詞を書き始めたいところ。


ロサンゼルスで毎日を共に過ごした最愛の曲たちが、どんどんみんなのものになっていく寂しさ(何を言ってるんだ笑、ってのは自分でも思います)はようやく乗り越えられて、俺以外の価値観と混ざりあって、無限にカッコよくなっていってくれ。ここからがバンドの醍醐味だ。


たった3ヶ月の旅で人生なんて変わらねえ。この魔法もいつもの日常に戻ればすぐに消えちまうんだろ。なんて風に思ってたんだけど、どうやらそうでもないらしい。純粋な赤いインクに一滴の青を垂らすと、それはもはや紫で、元の赤に戻す手段はないように、永久に変容してしまった可能性も全否定できない。まあよく考えたら、変えたい変えたいと何十年も願っていても叶わなかったことが、ものの5秒で永久に変わっちまうなんて、わりとよくある話なのかもな。


今は文字に向き合うとやたらとこういうスイッチになってしまうので、アメリカで見た面白かったものをひとつご紹介。


(遠くから見ても、、うーん、、あれってどう見ても木じゃねえよなあ。。)

far.jpg

(擬態。これは明らかに擬態だろ。宇宙人が木に化けてるって言われても一瞬信じるぞ。。)

near.jpg

(近くで見ると配線だらけ。。)

close.jpg

正体は5GやWifiなど、コミュニティ内のデータ送信網。よく見るといきなり森のなかに立ってたりする。南カリフォルニアしか知らないので全土的にそうなのかは分からないけど、東京よりはるかにIoTが進んでいる印象でした。蹴れば簡単に破れる建て付けのドアの脇に、全部屋の温度を一元的に調整管理するガジェット(UIは言語ではなく絵で直感的!)がついてたりする。気にするとことしないとこ、全然ちゃうなあ~って感じて面白かった。まあそりゃ簡単には抜けんわな、て感じで今日はおしまい。:-)